2011年5月1日(日) 15:10~ 銀座シネパトス2
料金:1000円(映画サービスデー) パンフレット:600円(買っていない)

『生き残るための3つの取引』公式サイト

韓国の犯罪映画なので、過度なバイオレンスを期待するが、その手のタイプでは無かった。

出世のできない刑事が、上官の命令により、裏社会の人間の協力の元に、幼児殺害犯の犯人を捏造するも、検事に捏造の企みがバレ、どんどん追い込まれていくというサスペンスな内容だ。

韓国で大ヒットしたとの触れ込みだが、パトスの刑をくらっていることが証明するように、それ程面白いものでもなかった。期待が大きかったのだが、期待以下であった。

登場人物が多く、人間関係も複雑で、名前と顔がなかなか一致しないため、物語の序盤は理解をするために、相当の集中力を要する。

工作が、それぞれ杜撰なため、どうにも説得力に欠ける。

どっかで見聞きしたような話であり新鮮味にかけるのも低評価となる。
どこで見聞きしたのかは、定かでないのだけど。

主役の刑事が、どっかで見たことあるよなと思っていたら、「アクシデント・カップル」の純朴郵便局員だった。いつもの人の良さが垣間見られるので、この役にはやはり少々違和感がある。

お勧め度:☆☆ 汚職度:☆☆☆★ 俺度:☆☆