2010年5月29日(土) 10:00~ TOHOシネマズ六本木ヒルズ5
料金:1000円


パピヨン-製作30周年記念特別版- [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD



『午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』公式サイト

TOHOシネマズの『午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』のひとつ。

本日のヒルズは激混み。謎の就職セミナーで、学生の大群。映画館は、韓流なマダム。韓流なテレシネマとかを上映している。このテレシネマ、六本木はVITでSOLD OUTだけど、川崎なら当日券もある。(六本木は日曜からスクリーン7に格上げか・・・)

DVDは、30周年記念特別版となっているが、公開してからは35年は経っているはずだ。
新宿プラザが健在でTODD-AO方式とかいう、訳の判らない上映方式のものを観にいった。今は無きシネラマとか70mmみたいなものと思われる。(どうやら70mmの上映方式の一種らしい。)
初見時は、汚いけど熱い作品で、えらく燃えて感動したよ。

いつの時代にも思い出したように製作される脱獄囚人物。

独房のシーンでは、ゴキを食ったのとばかり思っていたのだが、百足を食っていた・・・。まあ、どっちもどっちだが。DVDジャケットの鬼気迫る表情は、百足を食った後の顔。

最後の断崖からのダイブ、大海原へ進んでいくシーン。潜水夫が、浮き袋の下に写っているという噂があったので、目を皿のようにしてチェックしたのだが、一番最後にそれらしきものを発見。
初見時は、えらく感動していたので幸い気付かなかった。

かなり緊張感を強いる作品だった記憶があったのだが、最初の独房の2年間などの幾つかのシーンを除いて、妙に牧歌的な雰囲気じゃないか。今回は、何か気が抜けてしまったよ。

「ミッドナイト・エクスプレス」のほうが緊張感があったかなぁ。

それでも気合の入った作品なので、必見の映画の中一つだろう。

そうそう、「パピヨン」のキャスティング・ディレクターは、ジャック・バウアー氏という。

お勧め度:☆☆☆★ 緊張度:☆☆★ 俺度:☆☆☆★