2010年5月9日(日)
録画再生(BSフジ 5月9日1:00放送)

『四畳半神話大系』公式サイト

四畳半と聞き、「男おいどん」みたいのものを想像した。今時、そんなレトロなものをやるのかと、サイトを見てみると、違う意味で絵がレトロっぽい。「鴨川ホルモー」にも似ている匂いを感じたら、京都大学が舞台であるようだ。下宿が鴨川ホルモーの寮みたいだ。

モノローグで言い訳ばかりしている主人公。言い訳が、平易な哲学な感じがして、とても面白い。
この言い訳は、「しない」理由として、誰にでも通じる頭の痛いものだ。

モノローグが、かなり早口なんで、集中して見ていないと、置いていかれる。が、テンポが良いので耳によく入り、速読ならぬ速聴の練習となり、頭が良くなるような気がしてくる。

その他のキャラクター、妖怪人間な小津、和装のアゴの大きい神と名乗る男も魅力的だ。ヒロインの魅力は、現時点では、いまひとつ感じられない。

「バタフライ・エフェクト」な作品のようで、今回はテニスサークルで失敗。次回は、別のサークルに入った人生となるもよう。

スタッフが、音楽に大島ミチルだとか、脚本の上田誠だとか、かなり豪華だ。主題歌は、ASIAN KUNG-FU GENERATION。あおいちゃん歌バージョンでなく、本人たちの演奏だと結構良かった「ソラニン」の連中である。

お勧め度:☆☆☆★ バタフライエフェクト度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆