1月13日(火) 20:10~ チネグランデ
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:600円(買っていない)

『ディザスター・ムービー! おバカは地球を救う』公式サイト

「最終絶叫計画」のスタッフの悪ふざけパロディ映画。ホラー、恋愛、ヒーローなど様々な映画のパロディを作っているが、最初の「最終絶叫計画」以来久しぶりに観た。

その昔の「最終絶叫計画」では、「スクリーム」「シックスセンス」「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」などが、題材だった。しょうもない映画ではあったが、それほど不満はなかった。いや、それなりに満足したのだよ。ちなみに「最終絶叫計画」の原題は、スカリー・ムービーだ。

さて今回は、ディザスターとあるからパニック映画のパロディかと言うとそういうことでなく、「クローバー・フィールド」みたいな状態で、直近の映画のパロディが繰り広げられるという按配だ。
出てくる作品は、「紀元前1万年」「ノー・カントリー」「JUNO」「ウォンテッド」「ジャンパー」「魔法にかけられて」「カンフー・パンダ」「セックス・アンド・ザ・シティ」「ナイト・ミュージアム」「スピード・レーサー」「ハンコック」「ダークナイト」「インクレディブル・ハルク」「アイアンマン」「ヘルボーイ」「インディ・ジョーンズ」「ベオウルフ」、高校ミュージカル映画、シマリス三兄弟の映画、古いところで「ツイスター」など多数。
よほど映画を観ている奴で無いと元ネタが解らないものが多く、しかも解っていても対して面白くも無いパロディが多数。

最後に登場人物のおさらいを歌で行うが、何でもありの親密な関係を語るので、笑うどころか呆れるだろうな。

エンド・ロールは、別台詞の別テイク集なのでかなり長い。台詞は、ほとんどアドリブだったのか?

ちなみに、「クローバー・フィールド」のような怪物は出てこない。牛のハリボテが飛んでくるだけ。

「最終絶叫計画」は、もう少し志というか映画愛を感じた作品だったのだが、これはもう駄目だ。
俺が高校のときに撮った8ミリ映画くらい、志の低いやっつけ仕事な作品である。

お勧め度:☆★ すべりギャグ度:☆☆☆ 俺度:☆☆


駄目な作品だが、これシーンは良かった。