7月16日(月) 18:30~ 丸の内TOEI1
料金:850円(新橋の金券屋で共通前売り券(大帝の剣、俺は君の・・・、憑神)を購入) パンフ:700円

『憑神〈つきがみ〉』公式サイト

浅田次郎原作。浅田次郎の小説は、一冊も読んだことが無い。

貧乏神、疫病神、死神、と3連コンボを食らう若い幕末の侍の話。が、それ程の災厄は食らわない。

貧乏神と言えば桃太郎電鉄だが、桃鉄の貧乏神は、上島竜兵がモデルとしか考えられない(実際は異なる人物がモデルだが)。で、上島竜兵が似ている西田敏行の貧乏神は、まさに適役だ。
夏木マリとか佐々木蔵之介、香川照之という芸達者も揃え、前半のヌルイコメディの感じは、なかなか良かったのだが、後半の感動させるぞのパートが、空回りで今ひとつだった。盛り上がりに欠ける。妻夫木の最後の決断、武士の本懐なのかもしれないが、男子の本懐とは思えなかった。動機付けの説明が不十分だな。説得力無し。残念でした。

浅田次郎原作の映画は、俺と相性が悪いなあ。

あと、江口洋介の勝海舟は、無いだろ。

お勧め度:☆☆ 災厄度:☆☆ 俺度:☆☆