2012年5月20日(日) 17:00~ キネカ大森1
料金:1000円(Club-C会員料金)


ビー・デビル [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD



『ビー・デビル』公式サイト

キネカ大森 名画座 韓国バイオレンス特集。

上映館がシアターN渋谷だったため、観に行くのを躊躇している内に終了、まあTSUTAYAでレンタルでいいやと思っていたが、一向に入荷される気配がない。「ヒルズ・ハブ・アイズ」のように規制されているのだろうか。
残念に思っていたら、キネカ大森で上映されることとなった。

嫌な田舎の孤島で、生まれてからずっと虐げられてきた女が、ついに堪忍袋の緒が切れたで爆発、島民をギタギタにするという話だ。

クズみたいな男と嫌な婆たちの描写が長く、なかなかデビルにならない。
娘が蹴り飛ばされて頭を打って死亡という尋常ならざる描写を経ても、まだ暴れださない。
引っ張るなあと思ったら、じゃがいもを大量に掘り起こして、太陽を見つめてからやっと覚醒した。

ただ、いきなり大暴れでは趣もなく、この引っ張る描写が良かったなと結果的には思う次第。
前半が「息もできない」のテイストで、後半が「チェイサー」や「悪魔を見た」。凄く、得した気分だ。

本作での暴れる女優は、「チェイサー」では救いなく殺される役の人だが、「モンスター」のシャーリーズ・セロンを彷彿させるいい演技だ。いや、遥かに凌駕している。

2本立ての「哀しき獣」は、既に観ているのでパスした。

「哀しき獣」は、ストーリーの確認をしたい部分があるので、再見しても良かったが、この手の作品の連荘は、精神的に好ましくないと思われる。

お勧め度:☆☆☆ ミスター・ポーゴ度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆