2012年3月9日(金) 19:25~ ヒューマントラストシネマ渋谷3
料金:1000円(Club-C会員料金) パンフレット:なし

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』公式サイト

ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ゾンビランド」などのゾンビコメディならぬ、スプラッタ・コメディ。

山にキャンプに来たゆとりな大学生が、下級労働者の小汚いオッサン二人を、サイコキラーと勘違い。
二人に助けられた仲間の女が浚われたと思い、奪還作戦を行うも、自爆でスプラッタな死に様を披露。
事態は、どんどん悪化して行く。

期待通り、それどころか期待以上のくだらなさ。いい加減な映画の中でも最高峰の作品だ。

「ゾンバイオ死霊のしたたり」のように、シュールな笑いでなく、思いっきり狙っているので、グロも爆笑だ。
いや、「ゾンバイオ死霊のしたたり」大好きだけどね。

糞生意気な小僧を成敗し、デブのナイスガイがハッピーエンドを迎えるのも、非の打ち所が無い展開だ。

最高の拾い物だった。

ヒロインの次回作は、「ピラニア3DD」だって。もうその路線で邁進して欲しい。

恐らくDVDでの上映なので、ビスタサイズのスクリーンにシネマスコープが映される。画面が小さくなる上に字幕も小さい。視力の弱い人は注意だ。この日で東京の劇場公開は終了したんだけどね。

お勧め度:☆☆☆★ スプラッタ度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆