2011年12月14日(水) 19:15~ TOHOシネマズ六本木ヒルズ7
料金:1000円(TOHOシネマズデイ) パンフレット:未確認

『リアル・スティール』公式サイト

色々な映画の良いところ採りな感じの安心の娯楽作品。例えるならBOSTONのDON'T LOOK BACK。映画ではないけど。
個人的には、ロッキー・バルボアの匂いを一番嗅ぐ。ロッキー全話。

ATOMが特別な存在だと言って、「僕の言うことが解るの?」、「二人だけの秘密だ」などと話すから、最後はジャイアントロボ化して、自分の意思で行動でもするのかと思ったが、そんなものでは無く、なるほどその手があったか!と、最終ラウンドの攻防がとてもいい。
いや、本当にジャイアントロボにならなくて良かったよ。「ロボ!戻って来い!」(勝利の凱歌だぁ~)ドカーンは、名場面だけどな。あれで泣かない奴は、精神が腐っている。

クライマックスは、「ロッキー」一作目級の興奮だった。別に勝たなくても良い所も。

ATOMの顔は、埴輪みたいだ。ヒュー・ジャックマンが購入するロボットには、「悪」とか漢字が書いてあるし、それも日本の影響か。ヒュー・ジャックマンの息子役は、世界一の日本のゲームで日本語を覚えたとか言っているし。
だが、登場するロボットには、あからさまに日本のアニメみたいなのは、いなかった。テッコンVみたいなのが、マジンガーZみたいなのに、ボコボコにされるシーンとかあれば良かったのに。でも、どっちがVでどっちがZか解らないか。あー、それにしても「テッコンV」見てえなぁ。

関係ないけど「トイレット」で出てくるロボットフィギュアの造型は酷かったな。

アトムと書かずATOMと表記するのは、「鉄腕アトム」への配慮か遠慮か。

お勧め度:☆☆☆☆ ロッキー度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆