2011年9月4日(日) 18:50~ 銀座テアトルシネマ
料金:1000円(Club-Cテアトル会員料金) パンフレット:未確認

『ペーパーバード 幸せは翼にのって』公式サイト

少々スローテンポな演出なので若干眠いのだが、感動作品であることは間違い無い。
スペインの内戦に関して、「詳説世界史」程度の知識は無いと、チンプンカンプンの恐れあり。少しばかり勉強をした方がよいと思われる。

ホルヘとエンリケの喜劇役者コンビが、内戦で散り散りになるも、1年後にマドリッドで再開。ホルヘは内戦で1年前に妻と子供を亡くしていた。再会したエンリケとホルヘは孤児のミゲルを引き取るが、優しいエンリケに対して、ホルヘは妙に冷たい。やがて・・・。

といった内容だが、登場人物には細かい設定があるようで、特に主要人物のエンリケの性癖、ホルヘの空白の1年間に関しては、示唆される程度なので、そこが激しく気になる。
大尉のその後も気になる。大尉の位置付けが、明確にされる前にホルヘ達は逃亡するし。
まあ、クドクドと説明が無いところがいいのでもあるが。

クソ中尉野郎には、何らかの成敗があれば良かったのに。ホルヘを撃つ前に、アンダーカバーの軍人が撃つとか。それだとハリウッド的になってしまうか。

お勧め度:☆☆☆★ ファシスト度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆