2011年6月2日(木) 21:40~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1200円(レイトショー) パンフレット:未確認

『処刑剣 14 BLADES』公式サイト

俄かにドニー・イェン・ブーム。観客は少ないが。

判子を巡る権力争いがストーリーのベースで、サモ・ハンが謀反を起こしているようなのだが、権力者たちの人間関係がいまいち良く理解できない。
このあたりは、監督の演出の力量不足なのか俺の頭が悪いからなのだが、ドニー・イェンの主演映画なので、ドニーさんの超絶アクションを観ていれば、ストーリーなんてどうでもいいや。

ドニーさんの最強の敵は、華麗な舞の姐さんで、ケイト・ツイと言う。その発見に、当たりくじを引いた気分だったが、知られざる傑作「天使の眼、野獣の街」の主演の娘だった。とても垢抜けたな。

最後の決戦は、何故か「片腕カンフーVS空飛ぶギロチン」を思い出した。ドニーさんは、ジミー先生みたいに、セコイ真似はしないけど。

ヴィッキー・チャオは、昔からちっとも変わらないなぁ。いい意味で。

「孫文の義士団」と異なり、大画面で観られて良かった。

ドニーさんが青龍、敵が玄武、早々に退場に、朱雀、白虎。そして、ケイト・ツイの技は、陸奥圓明流四門のようであった。
と、修羅の門 第弐門なるものが、去年から連載されているでないか!

お勧め度:☆☆☆ 四門度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆