2011年3月24日(木)
録画再生(BS h 2010年11月10日22:00放送)


タワーリング・インフェルノ スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



レスキューの人々を讃える。
本作も消防士に捧ぐだ。

大昔、早起きして旧丸の内ピカデリーに観に行った。2時間も前から並んだ。夏休みだったが社会人には平日であり、公開して1ヶ月以上たっている。おかげで相当前のほうの行列、実は一番乗りだった。それでも開場したら名物のエスカレーターも駆け上がり、特等席をゲット。

マックイーンの展望エレベータ救助での活躍、部下とガッチリ握手。
馬鹿男チャンバレンの転落。
屋上のタンク爆破での水攻め。

しか、明白な記憶がなく、

「荒野の七人」での情けないイメージの強いロバート・ヴォーンが、常に冷静。でも、チャンバレンと縺れて転落。
フレッド・アステアが、ジェニファー・ジョーンズと再会できず。
O・J・シンプソンの活躍っぷり。

など、忘れていた。

が、マックイーンの部下とガッチリ握手のシーンに今も痺れる俺には、相変わらず燃える名作である。

監督は、「俺はそれをギラーミンと呼ぶね」と、みうらじゅん師匠に小馬鹿にされているジョン・ギラーミン。大作野郎として揶揄してのことだが、実は、本作と「キングコング」ぐらいしか大作は無い。「ナイル殺人事件」と「シーナ」は、大作か?

スペクタクル・シーンは、アーウィン・アレンが監督なので、ギラーミンの本作での功績はそもそも如何程なのか?
もっとも、アーウィン・アレンも、本作を最後に、事実上そのキャリアは終了している。

お勧め度:☆☆☆★ チェンバレン駄目度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆