2011年3月6日(日) 15:30~ 丸の内ルーブル
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで109共通鑑賞券を購入) パンフレット:800円(買っていない)

『悪魔を見た』公式サイト

バイオレンスで情け容赦ない作品を作らせれば世界一の韓国が、またもや期待通りの嫌な物語を生み出した。

婚約者をサイコなチェ・ミンシク親爺に惨殺されたビョン吉が、親爺の体内にGPSを埋め込み、悪事を働こうとするたびに現れ半殺し以上の成敗を重ねる。何度も窒息死寸前になるは、アキレス腱は切断されるはで、一方的に敗れるかと思った親爺だが、不屈の闘志で逆襲に転じる。親爺とビョン吉の対決の結末は?

名優チェン・ミンシク親爺の怪演もあり、義妹の携帯に連絡を取らないビョン吉の行為が謎な以外は、すべてにおいて完全な悪趣味快作である。

同じようなジャンルで言えば「チェイサー」に少しばかり劣るだけの出来栄え。

親爺の最後は、「北斗の拳」のサウザー編修羅の国のカイオウのパクリかも。オマージュとも言うが。

お勧め度:☆☆☆ バイオレンス度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆