2009年11月3日(火) 16:55~ TOHOシネマズ川崎8
料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:600円(買っていない)

『パイレーツ・ロック』公式サイト

フリーパス鑑賞4本目。

ロック映画には名作が多い。これもご多分に漏れず名作だった。
偉大なロッカーを数多く排出した大英帝国。その昔、公共のラジオでロックが流れる時間がたったの15分ほど45分。そこで24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局の存在があった。イギリス国民の約半数2500万人が聞いていたという。その海賊ラジオ局の話。このラジオ局は、船の中、洋上に存在。24時間放送なので、DJは複数名存在。皆の料理人として唯一の女性が存在。しかし、彼女は同性愛者。

代表するDJを怪人フィリップ・シーモア・ホフマンが、ナイスガイのように好演。ラジオ局の代表は、ビル・ナイ。このオッサンは、「スティル・クレイジー」なるこれまたロック映画の名作で、優れた歌唱を披露していた。

退学高校生の若者が、実の母親の命で、この船に送られてくる。ビル・ナイは、母親と懇意らしい。この若者中心に物語りは進む。記憶が確かでないが「あの頃ペニー・レインと」みたいだな。

結構な長尺であるが、それぞれのエピソードが面白く、かつ最後のクライマックスなどは予想だにしないスペクタクル。
ラジオのメンバー全員に肩入れしてしまう、とても素晴らしい作品だった。

エンド・ロール前に、何故かデビッド・ボウイの「レッツ・ダンス」。数々のロックの名盤が挿入される。ビートルズ、ポリス、ビリー・ジョエル、ABBA、ブロンディー、後は確認できなかった。DVD出たら再確認の必要あり。

今年の暫定No.1。

お勧め度:☆☆☆☆ ロックン・ロール度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆