7月6日(月)
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ブレイキング・ニュース [DVD]

  • 出版社/メーカー: タキコーポレーション
  • メディア: DVD



強盗と警察の銃撃戦。強盗は逃げおおせて、しかも命乞いをする警官の姿がテレビで放映されてしまう。
市民の非難轟々を修めるために、ショーとして強盗逮捕までをマスコミに提供すると提案するケリー・チャンの警視。
逃がしてしまった警部補のチームは、強盗の隠れ家を発見。マンションで包囲された強盗。
阿呆なオヤジと息子と娘を上手い具合に捕らえ、その部屋に篭城。
機動部隊にカメラを付けさせ突入させる警察。映像は編集して都合の悪いものを抜きにして、マスコミに提供する。それをテレビで見ていた強盗は、携帯で撮影していた「都合の悪いもの」をネットから送信。
包囲したマンションには、二人の暗殺者が紛れ込んでいた。暗殺者は強盗と結果的に合流。
さて、・・・

立ち位置の美学のジョニー・トー監督作品だが、本作は静止しているシーンのない娯楽作品。

ケリー・チャンの警視は、副総監と不倫な関係のようだったのだが、物語にまったく影響を与えていない。
警部補の部下の定年間際のオッサンは、屁ばかりこいているのだが、まったく意味をなさない。
かなりの量の銃弾が飛び交うのだが、とことん当たらないのだが、終盤になるとボコボコ当たりだす。
など意味不明なマイナス要素もあるが、まあ許容範囲なので問題ない。

強盗が暗殺者の暗殺者が強盗の仕事を行い奴らの人生も作品も終了なのが、なかなか洒落ている。
あの数時間、いや一緒に料理を作るだけで、お互いに共感しあうというのは無理があるかもしれんが。

お勧め度:☆☆☆ 銃撃戦度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆