11月9日(日) 16:30~ 日劇1
料金:1250円(有楽町の金券屋チケットフナキで前売り券を購入) プログラム:600円(未購入)

『レッドクリフ PartI』公式サイト

ジョン・ウー先生の渾身の三国志。
諸葛孔明しか知らず、劉備を劉邦、関羽を項羽とごちゃ混ぜにしていたくらい歴史の理解ゼロ、そして三国志を読んだことなど無い状態で観にいった。(光栄のゲームは苦手なんで、それもプレイしていない。)登場人物が結構多いみたいだし、原作は相当の長編だしで、話についていけるのか若干不安だった。

そこは、ジョン・ウー先生手堅くまとめ、それぞれのキャラクターも判りやすく、感情移入しやすいものになっていた。「映画秘宝」か「この映画が凄い」かどちらか忘れたが、初心者のための三国志のような表現をしていたのも頷ける。

冒頭日本語で現状の説明のナレーションが入る。興ざめだとか評判が宜しくないようだが、三国志慣れしていない自分などには、あって良かったかと思う。後、場面が変わると登場人物の名前を字幕で入れてくれるところなども。一般的にはクドイとされているようだが、俺には親切な設計だ。

さあ、これからだ!で終わって、欲求不満が残るなどとの噂も聞いたが、これはこれで、それなりに落とし前はつけている作品になっていると思う。「スターウォーズ帝国の逆襲」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」みたいに「えっ!?」という終わり方ではない。「ロード・オブ・ザ・リング」程度には、それ自体で完結している。

結局のところは、三人の猛将の異常な強さに燃えた。

お勧め度:☆☆☆★ 人海戦術度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★