2008年11月3日(月) 10:30~ シャンテシネ1
料金:1450円(有楽町の金券屋チケットフナキで前売り券を購入) プログラム:600円(未購入)

『ブーリン家の姉妹』公式サイト

前売り購入時、間違って「ブーリン家の三姉妹ください。」と言ってしまった。「ブーリン家の姉妹ですね?」などと聞き返す無粋な店員でなかったので、良かったが。ナタリー・ポートマン(アン)とスカーレット・ヨハンソン(メアリー)の二人共演が目玉扱いであるのに、何で三姉妹なんだ?「宋家の三姉妹」が念頭にあったのだろうか。それは、見ていないのだが。

その共演はエリザベス女王統治のちょっと前、アン、メアリーのブーリン姉妹の話。まさにドロドロで波乱万丈。見る前は、すこしばかり退屈な映画なのでないかと勝手に思っていたのだが、まったくそんなことはない。あっという間のドロドロ2時間弱だった。

姉妹を利用しまくる実の父や叔父(母親の弟)、単なる色狂いの駄目王ヘンリーとか、眩暈するぐらいどうしようもないカス男しか出てこない。アホ男ばかりを見ていると少しばかり気が滅入ってきたぜ。あーあっ。
一方、姉妹の母エリザベスやヘンリーの正妻だったキャサリンなんかは、毅然とした人たちである。

アンは、キングカス・ヘンリーの娘を身篭りそれが、後のエリザベス女王となる。

そういう訳で、その後、ケイト・ブランシェットの「エリザベス」へ話は続くのだが、あっちの話はほぼ忘れているので、こっちのメアリー(スカちゃん。エリザベスの叔母)とあっちのメアリー(スコットランドの女王)の区別がつかなくっている。少し調べてみたら、まったくの別人。しかも、あっちのメアリーは二人いるとわかった。で、一人は従姉妹(ヘンリーの先妻の娘?)だとか。

人間関係を整理するために、久しぶりに「エリザベス」を見直してみるか。

ついでに史実との違いの検証にも興味があるが、まずやりっこない。

お勧め度:☆☆☆★ 駄目男軍団度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★