2月4日(日) 18:30~ TOHOシネマズ川崎4
料金:1300円(金券屋で前売り購入) パンフ:600円

日中韓合作の中国時代物であるが、武侠編のようなワイヤーだらけでなく、またPROMISEのような奇作ではない、真面目な作品。日本の漫画が原作だそうだが、それは読んだことが無い。そもそも、島耕作が部長になったあたりから漫画をあまり読まなくなった。まあ、その頃から漫画週刊誌などは買わなくなったけど。いい年して、今でも電車の中で、特に角張って厚いのを読んでいる奴の脳の構造はどのようになっているのだろうか。あ、しかし俺、「仮面ライダーSPIRIT」と「ULTRAMAN0」は、新刊が出ると直ぐに買っているや、いい年して。
話が飛びましたが、戦闘シーンはそれなりに気合が入っていると思う。攻められている国のバカ殿や無能な将軍、駄目な側近の行動は、あまりに典型的すぎるのだが、バカ殿の息子である王子がいい奴だったりして、若者に対する描き方が逆に妙に甘い。「どろろ」の百鬼丸の弟の王子といい物分り良すぎません?
映画自体は何とも後味の良くない終わり方をしてくれるので、カタルシスがなく、上映時間が長い分一気に疲れるぜ。
途中まで活躍する騎馬隊のリーダーのおねえちゃんが、何故か物語の後半から姿を消してしまうのは、意図があったのだろうか。原因といえるのはひとつしか思いつかないのだが、そんなものなのか。(追記:ここには大いなる勘違いがありました。深くは書かないが。俺の頭が悪いのでなく、演出の力量、役者の力量不足ということにしておこう。)

お勧め度:☆☆☆ カタルシス度:☆ 俺度:☆☆☆★