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テルマエ・ロマエ [日本映画☆☆☆☆]

2012年5月4日(金) 21:40~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認

『テルマエ・ロマエ』公式サイト

漫画原作。原作は読んでいない。
昨年の同時期だったか、原作もので面白そうな雰囲気だった「プリンセス トヨトミ」が、大失敗だったので、若干不安視していたのだが、こちらの原作ものは大成功だ。

上戸彩のキャラクターは、映画オリジナルのようであり、原作とはストーリーは微妙に異なっているのだろうが、成功した脚色と言えよう。

そして、ローマ時代の扮装時の上戸彩の胸のインパクトが凄い。

お勧め度:☆☆☆☆ 濃い顔度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

予告編を観る


タグ:コメディ
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十一人の侍 [日本映画☆☆☆☆]

2011年8月28日(日)
録画再生(BS プレミアム 2011年5月9日13:00放送)

十一人の侍

「十三人の刺客」のようなタイトルだが、オリジナル「十三人の刺客」の少し後に作られた時代劇だ。オリジナル「十三人の刺客」は見ていないが、三池のそれと比較しても内容は良く似ている。殿があれほど残虐でなく、寧ろただの馬鹿であることと、忠臣蔵的要素があるのが違い。
主君を幕府系の馬鹿殿に殺された侍が仇を討つ話だ。

しかし、最も大きな違いは、主役の夏八木のおっさんの女房や弟との関係が良く描かれているのと、いかにも悪そうな佐藤慶の水野忠邦が、いかにも腹黒いことをするなど、ドラマ部もしっかりしているところだ。
ダブル主役の扱いのはずの里見浩太朗に関しては、ドラマでの出番はほとんど無い。

殺陣も素晴らしいがドラマも面白い時代劇の傑作だ。
しかし、伊福部先生の音楽は、時代劇にマッチしていないかも。

残念ながらDVDは出ていない。

お勧め度:☆☆☆☆ 十三人の刺客度:☆☆★ 俺度:☆☆☆☆

関連作品


タグ:時代劇
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てなもんや幽霊道中 [日本映画☆☆☆☆]

2010年12月12日(日) 17:10~ 銀座シネパトス3
料金:0円(二本立ての二本目)

銀座シネパトスの「虹を渡って来た男 谷啓ガチョーン伝説」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
百万石加賀美藩主正家(谷啓)が行方知れずのまゆみ姫を思い息を引き取ろうとしていた。そんな折、城下にやってきた時次郎と珍念は正家の幽霊を見て、家老が加賀美藩を狙っているお家騒動を知る。
<引用終り>

微妙に解説が誤っているが、まあこの際どうでもいい。

谷啓先生演じる殿は、冒頭の5分以内で退場。
ca339229.jpg
桜井センリの家臣により、ハナ肇が和尚の寺に運搬される。ハナ肇の念仏中に、棺桶から出てくる殿。それを藤田まことが目撃。「幽霊だぁ。」と大騒ぎ。白木みのるは、そこでは見ていない。

まゆみ姫は、時次郎と珍念が、ふと知り合う旅芸人一座に居た。
姫を城に連れて行き、悪辣な家老を懲らしめんと図る時次郎ら。
姫と家老を引き合わせた時に、珍念の念仏により殿の幽霊を呼ぶ謎の作戦。
召喚成功。谷啓先生、残り5分くらいで映画に復帰。
ca339250.jpg
が、死んではいませんでした。

またもや、ドリフターズ、玉川良一、財津一郎、横山ノック、上岡龍太郎など微妙な豪華出演陣。

まゆみ姫がとても可愛いので、調べてみたら恵とも子さんという知らない人だ。
何者?と調べたら、ハーフタレントの走りみたいな人で、ローティーンでアイドル、歌手としてデビュー。順調にキャリアを伸ばして、映画に何本か出たが直ぐに結婚という人のようだ。

お勧め度:☆☆☆☆ 谷啓度:☆☆★ 俺度:☆☆☆☆

恵とも子さんの歌を発見。


タグ:コメディ
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続・西の王将東の大将 [日本映画☆☆☆☆]

2010年12月4日(土) 17:10~ 銀座シネパトス3
料金:0円(二本立ての二本目)

銀座シネパトスの「虹を渡って来た男 谷啓ガチョーン伝説」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
クラブのママ悦子攻略をめぐり再びライバル関係で凌ぎを削ったふたり。そのホステスのパトロンである同社の重役にひょんなことから気に入られた二人は係長に昇進。大阪に転勤を命じられるが・・・。
<引用終り>

正編とまるっきり同じ雰囲気。とても心地よい。

入社2年目にして二人とも課長(心得)に昇進。

谷啓の愛称がアンパンで、藤田まことが天ウマ。
天ウマとか呼ばれるので天馬なのかと思ったら天満だった。

お勧め度:☆☆☆☆ 出世度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

映画データ


タグ:コメディ
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西の王将東の大将 [日本映画☆☆☆☆]

2010年12月4日(土) 17:10~ 銀座シネパトス3
料金:0円(名画座回数券利用)

銀座シネパトスの「虹を渡って来た男 谷啓ガチョーン伝説」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
東西で大学サッカーの好敵手が、お互い同じ会社に就職し、強力な対抗意識で凌ぎあう。ドタバタの中に好業績を収めていく主人公に、谷啓と藤田まことが扮した喜劇。
<引用終り>

大傑作に巡り合ったぞ。ソフト化されていないので、もう二度とお目にかかれないかもしれない。観れて良かった。

植木系のスチャラカ社員かと思ったら、普通に働くサラリーマンが、運もあるが出世する話だった。
一本の芯になる話は無いが、色々なエピソードがあり、連載マンガみたいでいいノリだ。
物凄く平和な雰囲気で進むので、観ていて非常に心地よい。
そして、この時代の女性のワンピース姿がとても可愛いのですが。

宴会シーンで、藤田まことが殺陣を披露するが、後の中村主水とは思えないキレの無さ。
同僚でイデ隊員が出ているが、新入社員研修終了と共に画面から退場・・・。残念。
玉川良一が唸る度に館内は爆笑。何故?

お勧め度:☆☆☆☆ 出世度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆

藤田まことと言えば


タグ:コメディ
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ちょんまげぷりん [日本映画☆☆☆☆]

2010年8月28日(土) 18:30~ ヒューマントラストシネマ有楽町2
料金:1000円(Club-C会員料金) パンフレット:800円(買っていない)

『ちょんまげぷりん』公式サイト

それなりに面白いだろうとは思っていたのだが、想像以上に素晴らしい。
近くにいた単独鑑賞の青年など、終わりのほうで鼻を啜りっぱなし。
照れくさいのか、エンドロール中にダッシュで出て行った。
NGシーンなどのオマケ映像もあったのに。

子役が可愛くない、大甘なハッピーエンドでない、ともさかりえのアゴがアレである、現代の服に着替えた錦戸亮がなで肩である、井上順がマエストロなパティシエである、何もかもすべて素敵だ。

今年は「時をかかる少女」とこれ、タイムスリップもので当たり年。

お勧め度:☆☆☆☆ たまにはケーキ食いたい度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

原作など


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椿三十郎 [日本映画☆☆☆☆]

2010年4月11日(日) 16:05~ TOHOシネマズ シャンテ1
料金:1500円 パンフレット:未確認


椿三十郎<普及版> [DVD]

椿三十郎<普及版> [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



シャンテの「黒澤明 -生誕100周年記念 特別上映」の一本。

初見。大コケしたリメイクも観ていない。

「用心棒」の主人公も三十郎という名前だそうで、キャラクター設定は重複しているようだ。時代が異なるので同一人物ではない。まあ、椿三十郎は本名でないのだが。

破天荒な浪人侍が活躍する痛快な話。
三船三十郎を慕う若侍に、若大将と青大将がいて、対立しているのも笑える。

仲代の血飛沫の有名なシーンは、腕が吹っ飛んでいたとばかり思っていたのだが、そんなことなかった。

この作品のノリは、現代でも十二分に通用する。娯楽時代劇の傑作だ。
同じ脚本を使ったというリメイクはどうなのかしらないけど。

平田昭彦が、博士らしく、若侍の中でも冷静な役。
志村喬が、珍しく悪役なのだが、ほとんど台詞もない。

「生きる」の時より、終映後の拍手が多かった。ちなみに「天国と地獄」はゼロだった。

それにしても、館内の加齢臭が・・・

お勧め度:☆☆☆☆ 仲代血飛沫度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

予告編など


タグ:時代劇
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生きる [日本映画☆☆☆☆]

2010年3月27日(土) 15:00~ TOHOシネマズ シャンテ1
料金:1500円 パンフレット:未確認


生きる<普及版> [DVD]

生きる<普及版> [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



シャンテの「黒澤明 -生誕100周年記念 特別上映」の一本。

判子を押すだけの役所の市民課課長が、胃癌と気付き余命幾許に一念発起。の有名な作品。

黒澤明は、「七人の侍」と「用心棒」しか観ていない。よってもって、これも初見である。

努力する様は思ったほど少なく、葬式での思い出話と回想シーンで割とさらりと描かれると、少し思っていたのと違った作品だったが、評判通りの名作であった。

人間、いくつになっても変わることができる。

自棄になっているオッサンを夜の世界を連れ回す無頼な感じの小説家がいい。
やってみようと思わせるきっかけになる、退職する娘がいい。
そして、泣いて反省するが、結局、お役所仕事に戻る、役所の面々がとてもいい。オッサンの行動が、役所を変えたなどの美談にならないところがいい。

たらい回しなお役所仕事の描きぶりは、悪意があるとしか思えないほど笑える。

お勧め度:☆☆☆☆ 小役人度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

関連作品


タグ:人間ドラマ
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学校 [日本映画☆☆☆☆]

2010年1月1日(金)
レンタルDVD


学校 [DVD]

学校 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD



山田洋次という人には少しばかりネガティブな印象を持っているが、書く脚本撮る映画はすべからく人情溢れる素晴らしいものだ。
「学校Ⅲ」は観たことがあるが、シリーズのその他は観ておらず、TSUTAYA100円で発見したので、レンタルした。

色々な事情から昼の中学を卒業していない様々な年代や国籍の人間が集まる夜間中学校が舞台。
本作が俺を泣かせるのは、字の書けない見ず知らずの初老の男のために、勉強できる学校を探してくれる善意の人がいるということだ。夜間中学校にはボランティア中心のものもあるという。この国は、まだまだ捨てたものじゃない。

初老の男の頼みを聞き、学校を探し出し、一緒に訪れる医者という美味しい役は、何故だか大江千里が演じている。

奇しくも、「雲のむこう、約束の地」の萩原聖人が本作に出演。ついでに吉岡秀隆は、「学校Ⅱ」に出演。

お勧め度:☆☆☆☆ 善意度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆

学校シリーズなど


タグ:人間ドラマ
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これが青春だ! [日本映画☆☆☆☆]

2009年10月29日(木) 20:45~ シネマヴェーラ渋谷
料金:800円(ラスト1本。会員料金)

これが青春だ!

「酒井和歌子、内藤洋子に代表される、あの懐かしの東宝青春映画に、アナタは今再びめぐり合う!」。シネマヴェーラの「東宝青春映画の輝き」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
森山高校に赴任してきた柚木は型破りの熱血漢。授業では教科書を使わず、職員室では歯に衣着せぬ物言いで教師たちを驚かせる。生徒からの人気はうなぎ上りで、女生徒達は次々と柚木に熱を上げる始末。そんな中、部員の成績悪化で廃部寸前のラグビー部を救う為、柚木は奮闘するのだが…。熱血青春道まっしぐら!これが青春だ!
<引用終り>

加山雄三と内藤洋子の「お嫁においで」が同時上映だったが、和歌子さんも出ていないのでパス。大好きな学園ものだけ観ることとする。

今回の年男は、夏木陽介の教え子ではない。ライバル校の生徒だ。あまり活躍しないかと思ったが、終盤重要な役どころを演じる。相変わらずバカなナイスガイなのは変わらない。二年留年しているとい設定だが、老けすぎだろ。
和歌子さんは、ほとんどチョイ役。

チンピラでさえ妙に潔く悪人の出てこない、ピンチらしいピンチも無い、腑抜けた作品だが、誰が何と言おうと好きだ。

スリー・アミーゴスの原型を本作に発見。校長、教頭、生活指導みたいな教師の三人組。

主題歌は布施明。タイトルバックのキャストに布施の名前を発見。全然出て来ないなぁ?と思っていたら、最後の最後ラグビーの試合で、女子応援団から「布施君。お願い。」と言われ、前に出てきて歌い始めた。強烈な髪型で館内は失笑の嵐(ってほどでもない)。

今日のシネマヴェーラは、半分ほどと結構な客の入り。皆、学園ものが好きなんだろ?

お勧め度:☆☆☆☆ スリー・アミーゴス度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆

関連商品


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