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哭声/コクソン [亜州映画☆☆★]

2022年8月28日(日)
U-NEXT

哭声.jpg
韓国ぽくない謎映画
全てが謎のまま終わる極めて不気味な難解なホラー風映画。傑作『チェイサー』の監督作品だが、それのように解りやすくない。どうにもおいて行かれた感が強い。『来る』のノリに近いか、いや、訳わからんところがってだけか。
今、細々と上映中の「女神の継承」の予習として観たんだが、これも訳から無いんだろうな。
自衛隊幹部とか娘を嫁に出す寸前の親父役のイメージが強い國村隼のおっさんが半裸で不気味な謎の男を熱演。日本人として悪役を一気に持っていくのかと思いきや、そういう訳でなかった。
悪霊に憑依される娘役は、『震える舌』の少女役のように喚く喚く。
毒キノコの影響ともいわれていたりしたが、実は、破傷風にかかったのかもしれんな。

推奨後:☆☆★ 謎度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★

予告編など


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オクジャ/okja [亜州映画☆☆★]

2022年8月14日(日)
NETFLIX

okja.jpg
このデカい動物は、カバでなく、巨大な食用豚。
全ての食物に感謝してしまうえげつないドキュメンタリー『いのちの食べかた』を思い出した。眉間に強烈な電流を当てて殺してしまうところ。逆さ釣りにして血抜きするえげつないシーンは無かった。残酷度は、少し抑えたのかな。シーシェパードの穏健派みたいエコテロ団体が妙に好意的に描かれているような気がする。何かポン・ジュノらしからぬ作品だ。巨大な豚は、妙に可愛いのだが、残念ながら韓国の少女が可愛くないので、あまり感情移入できない、せめて芦田愛菜級の子を使おうよ。できれば清原果耶級。
純金の豚像で金の亡者の姉から巨大豚を買い戻すとか、意味不明なオチ。
鶏の顔面も摺りつぶされてはいっていると言われるチキンナゲットも感謝して食わなきゃアカンぞ。
大王イカは不味いらしいから巨大豚も怪しいもんだけどな。
狂人の目をしたジェイク・ギレンホールがヤバい奴の役どころだったのに、単に情けない奴に過ぎなかった。残念。
アメリカと韓国の合作の位置づけだが、これは韓国映画として認識する。その割には、甘っちょろいか。

お薦め度:☆☆★ 巨大豚度:☆☆ 俺度:☆☆

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ザ・キング・オブ・ザ・ストリート [亜州映画☆☆★]

2022年8月1日(月)
Amazon prime 440円

the king of streets.jpg
敵のチンピラが弱すぎて盛り上がらない

幼少期の親友との悲しい対決もあるわけでなく、出来の悪い東映ヤクザ映画の亜流という感じ。健さんのように主人公が殴り込みをかける。まあ、リー先生の弟子筋の主人公は、アクションの切れがいいので、ストーリーはショボいが、空手映画としては上出来の部類だ。
ヒロインが、まあ美人なので良しとする。

お勧め度:☆☆★ 殴り込み度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆

予告編など


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幼い依頼人 [亜州映画☆☆★]

2022年7月11日(月)
Amazon prime

어린 의뢰인.jpg
胸糞継母役演じた女優、良くやった。
『幼い依頼人』公式サイト

エクストリーム・ジョブ』『コンフィデンシャル/共助』などで堅実に脇を固めるおっさんイ・ドンフィが、金満弁護士から人権派?弁護士に鞍替えす頼りないが資格王の優等生を好演。継母に蹴り殺される弟役の小僧が、あまりにウザいので、俺は、優しくする自信は無い。俺、人権派じゃないし。姉に惚れているだろうと思われたガキ大将みたいなデブ餓鬼が、密かに案の定活躍した。実父が糞過ぎるのも素晴らしいのだが、継母役の女優、良くこの過酷な仕事に耐えたな。いい演技だぞ。人権派弁護士になってしまったジョンヨプの将来に幸あれ。日本の正座させられていた幼女の写真は涙なしに見られなかったが、この弟はダメだ。まあ、ウザいので、こいつが死んでも悲しくないのが映画としては救いだな。ちっとも悲しくない。怒りもわかない。
法廷シーンが、ちょっとあっけないのが残念。デブ餓鬼が回収したゴリラが全ての決め手。影のヒーロー。こいつは、将来、サッカー韓国代表の守護神となり日本対する糞生意気な壁としてに君臨しそうだ。

お勧め度:☆☆ バイオレンス度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★

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哭悲/THE SADNESS [亜州映画☆☆★]

2022 年7月4日(月) 18:25~ チネ7
料金:1000円(障碍者割引)

哭悲
ゾンビ系映画史上、最も過激
『哭悲/THE SADNESS』公式サイト

死体が人間を襲って食う訳でないので、正確にはゾンビではない。「バイオハザード」や「28日後...」のようなウィルス感染で、大暴れの殺戮映画である。それの、過去にないほどの過激バージョン。写真の半裸のヒロインは、ずーっと性の対象で狙われっぱなし、今回のウィルスは性欲も増幅するとのこと。本作は、ゾンビ系は、まあまあ面白く作る韓国ホラーかと思いきや台湾映画だった。コロナを封じ込めたと誉れ高き国だが、このウィルスで国が崩壊寸前となっている。どさくさに紛れて人民解放軍が侵攻してくることは無い模様。流石に、この正体不明のウィルスはやばいか。ヒロインは、何故かウィルスの抗体を持っているらしく、最後、自らヘリポートに上り、血を提供しに行こうとした模様だが、銃声とともにブラックアウトして終わってしまったので、失敗したのかな。

お薦め度:☆☆★ 救いなさ度:☆☆☆☆★ 俺度:☆☆☆★

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 英雄復活 [亜州映画☆☆★]

2022年5月29日(日)
U-NEXT

黄飛鴻之怒海雄風
パチもの第二弾

チウ・マンチェク 、パチもの感あるが、様になってきた。映画秘宝では人気を集めるだけのことはある。『天地大乱』で滅ぼしているはずの白蓮教徒が復活。日本人の芸者でもある日本軍の副総統にあたる麗しい姉ちゃんが教祖様も兼ねる。設定上は日本人のようだが、ヨガの指導者で有名な中国人の女優である。ジャッキーの愚作に出ていたとのこと。スターウォーズで最も嫌われているキャラジャー・ジャー・ビンクス以上にウザい出っ歯の男には、辟易する。陣内かよと思った澤田拳也なる日本の悪役俳優だが、そこそこの殺陣なので、まあいいじゃないか。出っ歯の奴以外は、マンチェクも含めて皆良かったよ。

俺は、相変わらず白蓮と太平天国を混同している。

お薦め度:☆☆★ パチもの度:☆★ 俺度:☆☆

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道士下山 [亜州映画☆☆★]

2022年5月28日(土) NETFLIX

道士下山
何故かの巨匠チェン・カイコー
によるカラテアクション。主人公のあんちゃんは、なんかもっさりしていてカッコ良くない。二枚目で有名なアーロン・クォックの名目があったが、何の役かわからなかった。人のいい医者のおっちゃん、不出来な弟に嫁は寝取られる上m毒殺される、あんまりな展開で始まり、どうなることかと思ったが、押しかけ弟子になってからは、切れのいいアクションを見せ始め、この手の映画としては及第のアクションとなるが、ようわからん終わり方をした。
出てくる奴らが不快なバカばかりなので、かなりイラつく映画である。が、巨匠にしては上出来じゃないか。馬鹿らしいアクションとしては。少なくとも大作の皮を被った『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』よりは、面白い。
お勧め度:☆☆★ 巨匠度:☆ 俺度:☆☆☆

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち [亜州映画☆☆★]

2022年5月27日(金)
U-NEXT

バッド・ジーニアス 危険な天才たち
アクションじゃないタイ映画
天才たちとか言っているけど、二人だけだし。俺があまり認めていない「オーシャンズ11」と比較して。高校生版オーシャンズ11とか評されているようだが、天才の記憶力だけが頼みの、結構ショボい作戦である。以外に職務に忠実だったオージーの公務員のしつこさに少々緊張するぐらいで、アッという仕掛けもないので、巷の評判は過大評価棚の感の強い映画。ちょっと残念。
タイ映画だったら『マッハ!無限大』「7人のマッハ!!!!!!!」のほうが圧倒的に面白いぞ。
お嬢ちゃん二人が、まあまあ可愛いのが救いだ。

お勧め度☆☆★ 天才度:★ 俺度:☆★

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タグ:タイ映画
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最強ロマンス [亜州映画☆☆★]

2022年5月4日(火)
Amazon Prime
最強ロマンス.jpg

アクションもロマンスも中途半端な、残念だった韓国映画。
かなり期待したんだよ。先端恐怖症の敏腕刑事が、おでんの串を腹に刺されてしまいという楽しそうな展開。過去の学生運動の名残の火炎瓶の有効活用は、先輩の女性記者だけだった。が、この先輩が一番魅力的なキャラクターだったな。日本だったら市川姉妹のどっちかが演じることとなるだろう。刑事の男、結構な二枚目だし、ヒロインの女性記者も、まあ、美人の範疇なのに。悪役に個性がなさすぎなのか、ちょっと冴えない映画だったな。『シークレット・ミッション』に続き、期待外れ。今視聴中のガンホ兄貴の映画に期待するぞ。
お勧め度:☆☆★ 最強度:☆ 俺度:☆☆

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あなた、そこにいてくれますか [亜州映画☆☆★]

2022年4月18日 Amazon Prime
당신, 거기 있어줄래요
久しぶりの韓国産大メロドラマ
薬を使う「バタフライ・エフェクト」は、地味なハッピーエンド。脇役の警察のおっさんも過去に戻り成功。結局、皆死なず、消えもしない(生まれてこない人生は無い。美人のヒロインが、この人生で、一生独身を貫く謎。『息もできない』とかのエゲツナイ系の韓国映画との正反対に位置するようなどうにも卑怯なハッピーエンド。いまいち感動は薄い。
お薦め度:☆☆★ ハッピーエン度:☆☆☆★ 俺度:☆☆

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