タイガーマスク [日本映画☆]
2013年11月9日(土) 16:40~ TOHOシネマズ川崎3
料金:0円(フリーパスポート) パンフレット:未確認
プロレスLOVE無し
『タイガーマスク』公式サイト
フリーパスポート9本目。
胸板の薄そうなウエンツがタイガーマスクだなんて、肉体改造でもするのかと思ったが、そこまでする価値のある映画でないし、真樹先生を含むスタッフが何か勘違いしているようで、牙狼のような甲冑コスチュームだった。
マスクをつけると全身が覆われるという破裏拳ポリマーとかビーファイターみたいな変身。
そのようなものだから、プロレスLOVEの欠片も無く、殴る蹴る以外の技は、ジャーマン・スープレックスぐらい。タイガーマスクのオリジナル・ホールドは、ウルトラフジヤマ・タイガー・ブリーカーが出てくるが、頭で受け止めず背中で受けている。タイガースープレックスの構えに入ったが、カムイの飯綱落しみたいなことやりやがった。そっちのほうが難易度高いぞ。
予算が無いからか、闘いの舞台は、地下格闘場みたいなところと、虎の穴の近くの空き地。せめて後楽園ホール使おうよ。現役のプロレスラーの出演も無し。そしてアナウンサーは、よりによって、NWOを新しい世界の注文と訳した低脳辻よしなり。
悪役レスラーが改心というオリジナル・コンセプトを全く無視しており、伊達直人が一時期ちびっこハウスの職員になるなど、ことごとく改悪がなされている。哀川翔演じるミスターXの謎メイクは失笑ものだ。ミスターXが持つギルの笛みたいなのが、光を発すると虎の穴のレスラーは苦悶する。良心回路でも埋め込まれたか。
2度も崩壊の危機に追い込まれたちびっこハウスが、いつの間にか再建するのも謎。2度目は伊達直人の金銭援助か。
虎の穴も矮小なら、最後の敵も矮小で、監督は、己のセンスの無さを呪えばいいよ。
釈由美子がコーチなのだが、なんと、それだけが唯一の見所だ。
何を目指して、この映画を作ったのだろう。
虎の穴の職員(?)役で三池が出てくるが、三池に監督脚本やらせれば良かったのに。
お勧め度:☆ プロレスLOVE度:★ 俺度:☆
名曲
伊達直人と思われる少年がヒョコタンヒョコタンと歩き、ヒューヒューと寒風が吹き荒ぶ様が悲しい。
映画データ
製作年: 2013年
製作国: 日本
日本公開: 2013年11月9日
上映時間: 1時間31分
配給: アークエンタテインメント
カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル
スタッフ
監督・脚本: 落合賢
原作: 梶原一騎 / 辻なおき
脚本: 伊藤秀裕 / 江良至 / マイケル・ウェルス・ショック
キャスト
ウエンツ瑛士
夏菜
良知真次
勝信
宮地真緒
平野綾
温水洋一
釈由美子
金山一彦
哀川翔
他
伊達直人は、販促反則の限りを尽くし、辛くも勝利して日本を去るが、
こちらは、子供を助けて交通事故で死亡。ほんの5ページほど描写で終了。
プロレス愛に溢れる2作品。
これの記事。
これの記事。
料金:0円(フリーパスポート) パンフレット:未確認
プロレスLOVE無し
『タイガーマスク』公式サイト
フリーパスポート9本目。
胸板の薄そうなウエンツがタイガーマスクだなんて、肉体改造でもするのかと思ったが、そこまでする価値のある映画でないし、真樹先生を含むスタッフが何か勘違いしているようで、牙狼のような甲冑コスチュームだった。
マスクをつけると全身が覆われるという破裏拳ポリマーとかビーファイターみたいな変身。
そのようなものだから、プロレスLOVEの欠片も無く、殴る蹴る以外の技は、ジャーマン・スープレックスぐらい。タイガーマスクのオリジナル・ホールドは、
予算が無いからか、闘いの舞台は、地下格闘場みたいなところと、虎の穴の近くの空き地。せめて後楽園ホール使おうよ。現役のプロレスラーの出演も無し。そしてアナウンサーは、よりによって、NWOを新しい世界の注文と訳した低脳辻よしなり。
悪役レスラーが改心というオリジナル・コンセプトを全く無視しており、伊達直人が一時期ちびっこハウスの職員になるなど、ことごとく改悪がなされている。哀川翔演じるミスターXの謎メイクは失笑ものだ。ミスターXが持つギルの笛みたいなのが、光を発すると虎の穴のレスラーは苦悶する。良心回路でも埋め込まれたか。
2度も崩壊の危機に追い込まれたちびっこハウスが、いつの間にか再建するのも謎。2度目は伊達直人の金銭援助か。
虎の穴も矮小なら、最後の敵も矮小で、監督は、己のセンスの無さを呪えばいいよ。
釈由美子がコーチなのだが、なんと、それだけが唯一の見所だ。
何を目指して、この映画を作ったのだろう。
虎の穴の職員(?)役で三池が出てくるが、三池に監督脚本やらせれば良かったのに。
お勧め度:☆ プロレスLOVE度:★ 俺度:☆
名曲
伊達直人と思われる少年がヒョコタンヒョコタンと歩き、ヒューヒューと寒風が吹き荒ぶ様が悲しい。
映画データ
製作年: 2013年
製作国: 日本
日本公開: 2013年11月9日
上映時間: 1時間31分
配給: アークエンタテインメント
カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル
スタッフ
監督・脚本: 落合賢
原作: 梶原一騎 / 辻なおき
脚本: 伊藤秀裕 / 江良至 / マイケル・ウェルス・ショック
キャスト
ウエンツ瑛士
夏菜
良知真次
勝信
宮地真緒
平野綾
温水洋一
釈由美子
金山一彦
哀川翔
他
伊達直人は、
こちらは、子供を助けて交通事故で死亡。ほんの5ページほど描写で終了。
プロレス愛に溢れる2作品。
これの記事。
これの記事。
ご覧になったんですか!虎穴にいらずんば…でしょうか。頭が下がります。
しかし、東スポで連載された続編といい、週マガのハナガタといい、OVAでこっそり出ているジョーの続編といい…やなせ先生は長命で幸いでした。
by inuneko (2013-11-11 21:32)
こんにちは。
うわ、全部星一個ですね。
伊達直人がちびっこハウスの職員になってるなんて爆笑しました。^.^
by キキ (2013-11-12 21:06)
>inunekoさん
文字通り虎穴なのですが、釈由美子が待っていただけでした。
ハナガタは、ほとんど異なる話だったので、そんな悪くなかったですよ。キャラクターも違いすぎるし、まあ、別物ですね。
>キキさん
まあ、ちょっと許せないくらいの映画です。
by バラサ☆バラサ (2013-11-17 17:12)