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プラチナデータ [日本映画☆☆★]

2013年3月23日(金) 15:10~ チネ4
料金:1000円(チネチッタデー) パンフレット:未確認

プラチナデータ
トヨエツがでかいのか、ニノがちっちゃいのか、それは両方正解

『プラチナデータ』公式サイト

国民の情報を警察が抑えているという、どこの「ワイルド7」(映画の駄作のやつ)なんだよ!
と、心配な設定だが、東野圭吾の原作だから、それ程酷くはない筈だ。

抑えているのは、詐欺同然に国民から入手したDNA情報であり、なんらかの痕跡があれば、一発で容疑者確定。しかも、全国の至る所の監視カメラとリンクし、DNA情報から割り出した顔面と照合し、どこにいても見つけられる。だが、NOT FOUNDと呼ばれるDNA不明の被疑者がいた。

DNA情報で容疑者を確定するというシステムなのだが、冒頭ではDNAプロファイルで二宮の優秀さを見せ付ける。しかし、DNAでプロファイルする技術は、DNA情報が増えたらプロファイルが不要になるから、あまり価値がない。しかし、NOT FOUNDの顔洗い出しには使えると思うのだが、何故それに使わないのだろう。何のためにプロファイル見せて、あんなに自信満々だったの?
原作は読んでいないのだが、この件は、改悪なのでないか。

脳男」でもそうだったが、この国の刑事は、「太陽にほえろ!」「西部警察」の頃のように、拳銃を日常的に携帯することが許可されたのか?港区だけが事前申請が必要なのか?まあ、銃を持っていないと秘密を暴けないのだけど。(脅迫用に必要。)

NOT FOUNDの中に生瀬が登場するかと思ったのだが、それでは通俗的すぎるか、そうはならなかった。俺は、そっちの方を期待するけど。変質者とか似合っているし。

93%で「完全に一致」って言うのか?
逆に、どうみても二宮なのに、照合結果出るまで、気がつかないの?

そして、二宮の逃走能力の高さは、ハリソン・フォードを遥かに凌駕する。

後、石橋の嫁は酷すぎる。変えてくれ。

話に勢いが無いので、細かいところが気になって困る。

お勧め度:☆☆★ プロファイル度:☆ 俺度:☆☆★
献血しない大人からは、どうやってDNA情報を採取したのだ?




映画『プラチナデータ』予告編


映画データ
製作年: 2012年
製作国: 日本
日本公開: 2013年3月16日
上映時間: 2時間13分
配給: 東宝
カラー

スタッフ
監督: 大友啓史
原作: 東野圭吾
脚本: 浜田秀哉
音楽: 澤野弘之

キャスト
二宮和也
豊川悦司
鈴木保奈美
生瀬勝久

水原希子
遠藤要
和田聰宏
中村育二
萩原聖人
豊川悦司


原作

プラチナデータ (幻冬舎文庫)

プラチナデータ (幻冬舎文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/07/05
  • メディア: 文庫


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コメント 6

ikamasa

こんにちは。so-netの検索からきました。このたびTBさせていただきました。よろしくおねがいします。拳銃シーン。そうですよね。ラストに出てきて、日本警察らしくない?とおもったりもしました。あと、つかまらない二宮君はちょっと長すぎたような……でもなんとか楽しめました。
by ikamasa (2013-03-24 08:51) 

バラサ☆バラサ

>ikamasaさん
初めまして、こんにちは。

「踊る大捜査線」以前は、刑事の拳銃携帯は普通だったんですよね。寺尾聡なんて、マグナムを所持。

後半の二宮の逃走は、監視カメラを避けたということでいいにしても、都内や工場からの逃走は出来すぎですね。

by バラサ☆バラサ (2013-03-24 16:04) 

コザック

こんにちは。
>>石橋の嫁は酷すぎる。変えてくれ。
同感です。ビシっと締める役なのにユル過ぎた(^^)
私も設定に少し違和感感じてました。
そもそも検挙率ってこんなもんで上がるのだろうか・・ここまでDNAを信じるのであらば証拠物の信ぴょう性を評価する機関も必要じゃないかと・・。
by コザック (2013-04-07 11:24) 

バラサ☆バラサ

>コザックさん
鈴木保奈美は酷過ぎますよ。変ちくりんな演技から、登場と同時に犯人と判ってしまうし。

by バラサ☆バラサ (2013-04-10 23:53) 

SUZU

原作ファンからみたら、こんな映画にするなら作らないで!と言いたくなる出来でした。
原作の良さが全く表れてないので、製作側は何がしたかったんだろうな、と疑問に感じます。
by SUZU (2014-01-30 10:45) 

バラサ☆バラサ

>SUZUさん
原作を大幅に端折ったと思われるのですが、重要なところ捨ててなぞっただけなんだろうなと。
原作好きで、映画も認められたのは、「孤高のメス」くらいです。
「陽だまりの彼女」は、原作はそれほど好きでもないので、映画のほうが良いくらい。
まあ、ほとんどは原作に惨敗。特にマンガ。

by バラサ☆バラサ (2014-02-02 23:00) 

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