SSブログ

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 [外国映画☆☆☆]

2012年8月8日(水) 21:15~ 109シネマズ川崎8
料金:1200円(レイトショー料金)

『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』公式サイト

かの有名な人の話なのだが、亭主との愛(特に亭主からの)が中心の話だ。だから「ひき裂かれた愛」というサブタイトルがついているのだろう。

政治的な活動や軍の弾圧、他国の動きなどは、詳しく描かれていないので、その辺りは補完が必要である。

もう少し政治的な史実を見たかったので、亭主死んでいきなり8年後、まだ軟禁状態で終了というのは、ちょっと残念だ。

そういう期待と違う内容という点では、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」と同じ感がある。こちらは老後が長いという違いがあるが。

いずれにせよ、ミャンマーは軍事政権の国名で、イギリスやアメリカは現在もビルマと呼んでいること、日本は軍事政権を認めているのでミャンマーと呼んでいること、ヤンゴンは軍事政権が改名した名前でラングーンという名前だったこと、何も知らなくて恥ずかしい。そもそもスーチーという人が、建国の父みたいな将軍の娘ということも知らなかった。そしてスーチーというのは誤まりで、アウンサンスーチーが正しい。

映画監督を辞めると聞いていたリュック・ベッソンだが、愚作「アデル/ファラオと復活の秘薬」の監督で抜け抜けと復帰宣言をしていた。

お勧め度:☆☆☆ 亭主愛度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆






映画データ
英題: THE LADY
製作年: 2011年
製作国: フランス
日本公開: 2012年7月21日
(角川シネマ有楽町 ほか)
上映時間: 2時間13分
配給: 角川映画
カラー

スタッフ
監督: リュック・ベッソン
脚本: レベッカ・フレイン

キャスト
ミシェル・ヨー
デヴィッド・シューリス


息子の代行スピーチだったノーベル平和賞。21年後の2012年6月に本人がスピーチを行う。


少しは勉強をしたほうがいいな。

自由  自ら綴った祖国愛の記録 (角川文庫)

自由 自ら綴った祖国愛の記録 (角川文庫)

  • 作者: アウンサンスーチー
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: 文庫



新ビルマからの手紙 1997~1998/2011

新ビルマからの手紙 1997~1998/2011

  • 作者: アウンサンスーチー
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2012/03/17
  • メディア: 単行本



アウンサンスーチー 愛と使命

アウンサンスーチー 愛と使命

  • 作者: ピーター ポパム
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2012/06/29
  • メディア: 単行本



閉ざされた国ビルマ―カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく

閉ざされた国ビルマ―カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく

  • 作者: 宇田 有三
  • 出版社/メーカー: 高文研
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 単行本



アウンサンスーチー  変化するビルマの現状と課題 (oneテーマ21)

アウンサンスーチー 変化するビルマの現状と課題 (oneテーマ21)

  • 作者: 田辺 寿夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/09
  • メディア: 新書



ビルマ最前線―白骨街道生死の境 (光人社NF文庫)

ビルマ最前線―白骨街道生死の境 (光人社NF文庫)

  • 作者: 小田 敦巳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 文庫



ビルマの独裁者 タンシュエ ─ 知られざる軍事政権の全貌

ビルマの独裁者 タンシュエ ─ 知られざる軍事政権の全貌

  • 作者: ベネディクト ロジャーズ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2011/12/23
  • メディア: 単行本




nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(7) 

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 7

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。