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メランコリア [外国映画☆★]

2012年3月4日(日) 17:25~ TOHOシネマズシャンテ3
料金:0円(シネマイレージカード ポイント利用) パンフレット:未確認

『メランコリア』公式サイト

ラース・フォン・トリアーが嫌いだ。
嫌いだが、不愉快な人間が出てきて、興味深かったりするので、観てしまったりする。
不愉快な人間が出ているので、不快な思いをするのだが。で、毎回眠い。

で、本作、不愉快な人間は大勢出て来るのだが、例によって極めて退屈で意味の判らない話なので、「早く終わらないかなぁ」状態だ。
特に第二部の終盤、甥と森の中に入るキルスティン・ダンストには激しい怒りを覚えた。「やっと終わるぜ!」と思ったのに。

オープニングは、「アンチ・クライスト」で癖になったのか、あの手の映像だ。しかし、それは、予告編でダイジェスト映像として、ほとんど全て拝める。長回しでない分、予告編のほうが素晴らしい。
しかし、本編は例によってドグマ手法なので、目が回る。冒頭のリムジンのシーンは、車酔いするピンチ。

惑星が近づくにつれ、その影響で人間がおかしくなっていくのだと思っていたのだが、そうじゃなくて最初から皆おかしい。
第一部の主役キルスティン・ダンストその行為は、惑星の接近とリンクしているようには見えない。
ただの嫌な奴が、自爆しただけのように思える。
似ていない姉シャルロット・ゲンズブールによると、昔からろくなことをしないそうだし。「今日だけは大人しくしろ。」とか。
最初から大遅刻とか、どういう神経をしているのだ。

結局、「嫌な一族がいたが、惑星が地球に衝突し、人類とともに消滅した。」というだけの話を2時間15分見させられただけだ。

ひょっとしらた、惑星が衝突したのは、あのゴルフコースだけで、その他の地域は安泰なのかもしれない。
惑星の大気圏突入時に、天変地異が起こらなかったし。雪や雹が降ったくらい。
滅びたのは、あの一族だけだ。しかし、シャーロット・ランプリングは、生き永らえる。

もう、無理してラース・フォン・トリアーに付き合うの止めるか。
と言っても、「エレメント・オブ・クライム」「キングダム」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「アンチクライスト」しか観ていないのだが。
何で、レゴの国に、こんな厄介なオッサンがいるのだろう。

テッド・V・マイケルズと違って、一生仲良くなれないと思う。

お勧め度:☆★ ラース嫌い度:☆☆☆☆ 俺度:☆






映画データ
英題: MELANCHOLIA
製作年: 2011年
製作国: デンマーク/スウェーデン/フランス/ドイツ/イタリア
日本公開: 2012年2月17日
上映時間: 2時間15分
配給: ブロードメディア・スタジオ
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル

スタッフ
監督・脚本: ラース・フォン・トリアー

キャスト
キルステン・ダンスト
シャルロット・ゲンズブール
キーファー・サザーランド
シャーロット・ランプリング
ウド・キア
ステラン・スカルスガルド
アレキサンダー・スカルスガルド



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