処刑剣 14 BLADES

2011年6月2日（木）　21：40～　TOHOシネマズ川崎５
料金：1200円（レイトショー）　パンフレット：未確認

『処刑剣 14 BLADES』公式サイト

俄かにドニー・イェン・ブーム。観客は少ないが。

判子を巡る権力争いがストーリーのベースで、サモ・ハンが謀反を起こしているようなのだが、権力者たちの人間関係がいまいち良く理解できない。
このあたりは、監督の演出の力量不足なのか俺の頭が悪いからなのだが、ドニー・イェンの主演映画なので、ドニーさんの超絶アクションを観ていれば、ストーリーなんてどうでもいいや。

ドニーさんの最強の敵は、華麗な舞の姐さんで、ケイト・ツイと言う。その発見に、当たりくじを引いた気分だったが、知られざる傑作「天使の眼、野獣の街」の主演の娘だった。とても垢抜けたな。

最後の決戦は、何故か「片腕カンフーVS空飛ぶギロチン」を思い出した。ドニーさんは、ジミー先生みたいに、セコイ真似はしないけど。

ヴィッキー・チャオは、昔からちっとも変わらないなぁ。いい意味で。

「孫文の義士団」と異なり、大画面で観られて良かった。

ドニーさんが青龍、敵が玄武、早々に退場に、朱雀、白虎。そして、ケイト・ツイの技は、陸奥圓明流四門のようであった。
と、修羅の門 第弐門なるものが、去年から連載されているでないか！

お勧め度：☆☆☆　四門度：☆☆☆★　俺度：☆☆☆☆

天使の眼、野獣の街 [DVD]

• 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
• メディア: DVD

映画データ
英題： 14 BLADES
製作年： 2010年
製作国： 中国
日本公開： 2011年5月28日
(シネマート六本木 ほか)
上映時間： 1時間53分
配給： ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
カラー/35ミリ/スコープサイズ/ドルビーSRD

スタッフ
監督・脚本： ダニエル・リー
撮影： トニー・チャン
音楽： ヘンリー・ライ

キャスト
ドニー・イェン
ヴィッキー・チャオ
ウーズン
チー・ユーウー
サモ・ハン
他

修羅の門　第弐門（1） (月刊マガジンコミックス)

• 作者: 川原 正敏
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2011/03/19
• メディア: コミック

タグ：アクション 古装片

コメント 6

けっきょく強さのインフレの前にやられキャラに甘んじちゃうんですが、白虎の人が強くてよかったです。玄武って名前負けで妙に弱い。四神の強さバランスが悪いですよね。
by ふじき７８ (2011-06-04 01:13) 

＞ふじき７８さん

玄武弱かったですよね。玄武に負ける朱雀ときたら。


by バラサ☆バラサ (2011-06-04 13:32) 

こんばんは。
今年はドニー・イェン作品が多いですね(^^ゞ
この作品は昨年から面白いと聞かされていたので、
チャレンジしてみました。
やっぱり凄かったです～
私は日曜日の朝の回に観ました。
あの時間でかなりの混み具合でした。
もっといい時間に上映してくれればいいのに☆
by non_0101 (2011-06-05 00:03) 

＞non_0101さん

結構込んでいましたか。
川崎のレイトショーは、30人くらいでした。
空いているし、大画面だしで嬉しさ倍増です。
「イップマン」のほうが面白かったですけど。
イップマン＞孫文＞処刑剣の順番ですね。
by バラサ☆バラサ (2011-06-08 00:39) 

ここにきて、なんでそんなにドニーさん？と、半分びっくり。
どうもこの人は、昔から悪役のイメージが強くて、払しょくできず。
でも見てて、藤田まことさんを彷彿させていただいて、胸のうちで合掌しておりました＾＾；
あの人間関係はわかりづらかったです。
この際、どうでもいや！と思いながら見てましたが、運び屋のじっちゃんは、ずっと見てきたＷＯＷOWの「孫子」に出た人で、剣使えるんだ！と感心しておりました。
by sakurai (2011-09-19 16:30) 

＞sakuraiさん

ドニーさんの悪役というのは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ　天地大乱」でしょうか。
私は、DVDスルーの脇役イメージです。「タイガー刑事」とかシンシア・カーン共演の何かとか何かと良く覚えていない奴。

ドニーさんは、ナルシストらしいので、藤田まことさんは、いけません。
by バラサ☆バラサ (2011-09-20 01:06)