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アメリア 永遠の翼 [外国映画☆☆★]

2010年11月28日(日) 17:50~ TOHOシネマズららぽーと横浜5
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認

『アメリア 永遠の翼』公式サイト

フリーパス24本目。

アメリカの歴史的に有名な偉人の一人のようだが、この人の存在は「ナイト・ミュージアム」で初めて知った。
どこかを単独で横断飛行したということを。

それ以上深く調べなかったので、今回ほとんど真っサラな状態。
よってもって、ラストにはビックリ。事実を知っていて観ていたら、どんな感じなんだろう。
もっと含みを持たせたファンタジーな最後にすれば良かったのに。

そういう点も含め、全体的に、とても生真面目な演出であり、かつダイジェスト版みたいなので、極めてドラマ性に欠ける。詳説世界史とでも言うか、教科書みたいな話だ。

また、ひょっと出のエピソードが、伏線にならず無視されているに等しいのは、いかがなものか。

アメリアの亭主が、飛行機の競争で、アメリアを慕っている若い女飛行士に勝たないように脅す。その娘は勝たないが、他の連中に負けて、結局、アメリアは3位。
アメリアの相棒のフレッドは酒に問題があるそうで、ラストフライトの前日に飲んで、アメリアにからむ。「明日は素面で来い。」と言われたら、翌朝、謝罪しながら登場。
浮気の反省も早いし。

他の部分を膨らませて、こんな設定バッサリ切ってしまえばいいのに。

いい題材でいい役者なのだが、少し残念な内容だった。

お勧め度:☆☆★ 生真面目度:☆☆☆ 俺度:☆☆★





アメリア・イヤハート―それでも空を飛びたかった女性 (愛と勇気をあたえた人びと)

アメリア・イヤハート―それでも空を飛びたかった女性 (愛と勇気をあたえた人びと)

  • 作者: リチャード テームズ
  • 出版社/メーカー: 国土社
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: 単行本


和書は一冊だけだが、洋書は沢山

Amelia Earhart: American Biographies (Primary Source Readers)

Amelia Earhart: American Biographies (Primary Source Readers)

  • 作者: Tamara Hollingsworth
  • 出版社/メーカー: Teacher Created Materials
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: ペーパーバック



Night Flight: Amelia Earhart Crosses the Atlantic

Night Flight: Amelia Earhart Crosses the Atlantic

  • 作者: Robert Burleigh
  • 出版社/メーカー: Simon & Schuster/Paula Wiseman Books
  • 発売日: 2011/02/22
  • メディア: ハードカバー



Amelia Lost: The Life and Disappearance of Amelia Earhart

Amelia Lost: The Life and Disappearance of Amelia Earhart

  • 作者: Candace Fleming
  • 出版社/メーカー: Schwartz & Wade
  • 発売日: 2011/02/08
  • メディア: ハードカバー



Who Was Amelia Earhart? (Who Was...?)

Who Was Amelia Earhart? (Who Was...?)

  • 作者: Kate Boehm Jerome
  • 出版社/メーカー: Grosset & Dunlap
  • 発売日: 2002/11/11
  • メディア: ペーパーバック



Amelia Earhart: The Turbulent Life of an American Icon

Amelia Earhart: The Turbulent Life of an American Icon

  • 作者: Kathleen C. Winters
  • 出版社/メーカー: Palgrave Macmillan
  • 発売日: 2010/11/23
  • メディア: ハードカバー


演じるはエイミー・アダムス

ナイト ミュージアム2 (特別編) [DVD]

ナイト ミュージアム2 (特別編) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



映画データ
英題: AMELIA
製作年: 2009年
製作国: アメリカ
日本公開: 2010年11月27日
(TOHOシネマズシャンテ ほか)
上映時間: 1時間51分
配給: ショウゲート
カラー/シネスコ/ドルビーSR・SRD/DTS

スタッフ
監督: ミーラー・ナーイル
製作総指揮: ロン・バス / ヒラリー・スワンク

キャスト
ヒラリー・スワンク
リチャード・ギア
ユアン・マクレガー



タグ:人間ドラマ
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コメント 2

KLY

こんばんは^^

そうなんですよね。ダイジェスト。
だから知識的に「へぇなるほど」とは思うし、そういう意味では
面白いっていえるのかもしれないけど、じゃあ映画としてどうな
の?っていうと…。
脚色って嘘をつくって意味じゃないですからね、重要なんだな
って思いました。
by KLY (2010-11-30 22:49) 

バラサ☆バラサ

>KLYさん

昔の映像と写真、ナレーションで進めたドキュメンタリーのほうが出来が良くなったかもしれません。
やり過ぎな脚色は何ですが、適度な脚色は重要ですね。


by バラサ☆バラサ (2010-12-02 01:34) 

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