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いのちの戦場 - アルジェリア1959 - [外国映画☆☆★]

2009年7月4日(土) 16:00~ 三軒茶屋中央劇場
料金:0円(二本立ての二本目) パンフレット:非売


いのちの戦場-アルジェリア1959- [DVD]

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『いのちの戦場 - アルジェリア1959 -』公式サイト

「ラースとその彼女」と謎のカップリング。精神的にいってしまった主人公というのが共通項か。

フランスにとってのベトナムと言えるアルジェリアでの戦争。フランス政府は、その戦争を1999年まで認めていなかったという。映画として描かれたのは、イタリアの「アルジェの戦い」くらいで、フランス映画としては、初でないか。

理想に燃える新任の中尉が、戦場の過酷な状況の中変貌していくというパターンな作品である。
かなり過激なまでの戦闘シーンが描かれている。ナパームで焼かれた敵側の兵士の焼け爛れた状態は、かなりエグイ。それが原因で中尉がおかしくなるの訳だ。嫌な映画「ハンバーガー・ヒルズ」を思い起こさせる戦闘っぷりだ。

冷静で頼りになると思われていた軍曹も狂っていた。
戦場に嫌気がさして脱走する軍曹。
脱走前に、持ち物を中尉の部屋の前に置いていく。
それを見つけた中尉は、軍曹を探しにいくのだが、山岳でプシュと撃たれてお陀仏。

何とも嫌な作品である。反戦という点では、確かな映画だ。

お勧め度:☆☆★ 反戦度:☆☆☆ 俺度:☆☆★


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