人生に乾杯！

2009年7月1日（水）　16：25～　シネスイッチ銀座１
料金：1000円（映画サービスデー）　パンフレット：600円（買っていない）

『人生に乾杯！』公式サイト

ハンガリー映画。ハンガリー映画は、変態映画「タクシデルミア～ある剥製師の遺言～」以来。

チラシから、老人が強盗を働く映画だと判る。その通りだった。
タイトルから、何やらユーモラスな香りを感じる。が実際のところ、かなり違う！

家賃を滞納してしまう年金生活者の老人夫妻。夫の自慢の書籍を借金の形に持っていかれそうになると、自慢のダイヤモンドのイアリングを差し出す妻。ついに夫はトカレフを手に強盗に手を染める。

明るい前向きな作品を期待していたのだが、年金で生活できないというシビアな問題が影をおとす、実のところは、あまり笑えない作品だった。

それでも、この老人夫婦はいつでも前向きだ。脇役の女刑事が、最後、「幻影師アイゼンハイム」のポール・ジアマッティ状態になる。「にやり」というやつ。

シビアだったから、あの終わりが生きてくるのか。
でも、やはり、最初から最後までハイテンションなものが観たかった。
期待に反して、俺には真面目すぎだった。

冒頭、老人夫婦の出会いらしき場面が出てくる。
老人妻は、ブルジョアジーの令嬢だったようだ。
共産党に没収される屋敷の屋根裏に隠れていたが、破れ落ちて、当時共産党お抱え運転手の老人夫に見つかってしまうが、彼は彼女を匿う。
共産党たちが去った後に、彼が彼女にダイヤモンドのイアリングを渡すシーンが後半に出てくる。
「英国王給仕人に乾杯！」を観ていたので、私財没収のシーンだと理解できたが、このあたりは、わかり難いかもしれない。「英国王給仕人に乾杯！」は、チェコ映画。

共産車が、物凄く優秀なのは何故？

お勧め度：☆☆★　テディベア活躍度：☆☆☆☆　俺度：☆☆★

ハンガリー映画↓

君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956 デラックス版 [DVD]

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
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↓変態映画。これしか観ていない。

タクシデルミア~ある剥製師の遺言~(通常版) [DVD]

• 出版社/メーカー: CCRE
• メディア: DVD

↓アクション映画だそうだ。

暴走超特急 ヨーロッパ・エクスプレス [DVD]

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反恋愛主義 [DVD]

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タグ：人間ドラマ ハンガリー映画

コメント 5

こんばんは！
ハンガリー映画は好きなんですが、さすがに『タクシデルミア』はスルーしました。あれはねえ。。。　予告でもう無理って思っちゃいましたし。

この映画みたいなテイストって好きなんです。何かシュールでほろ苦いんだけどどっかあったかい、みたいな。
女刑事役のユディット・シェルが好きなので、彼女を観れて楽しかったです。
by rose_chocolat (2009-07-02 20:09) 

＞rose_chocolatさん

「タクシデルミア」は、予告の１００倍くらい変態です。

女刑事は、反恋愛主義にも出ているようですね。
by バラサ☆バラサ (2009-07-04 01:39) 

『タクシデルミア』は無理ですが、
この作品には興味があります。
by CORO (2009-07-04 21:41) 

こんにちは。
私は最初の出会いのシーンのよく意味が分からず、
帰り道にパンフレットを読んで納得し、
そして「英国王給仕人に乾杯！」を思い出しました(^^ゞ
全体的に漂うほのぼのとした雰囲気が面白かったです☆
by non_0101 (2009-07-05 09:40) 

＞COROさん
悪い作品無いので、ご覧なってください。

＞non_0101さん
キューバ人の爺さんの友達が飄々として、いい味出していましたね。
by バラサ☆バラサ (2009-07-06 23:51)