SSブログ

ヨコヅナ マドンナ [亜州映画☆☆☆]

9月15日(月) 11:30~ シャンテシネ3
料金:1450円(有楽町の金券屋チケットフナキで前売り券購入) プログラム:600円(買っていない)

『ヨコヅナ マドンナ』公式サイト

「恋はハッケヨイ!」を思い起こさせるインパクトのあるタイトル。

正式タイトルでは、ヨコヅナとマドンナの間にハートマーク。
ヨコヅナとマドンナの恋物語でなく、性転換を望む高校生のデブ男が、シルム(韓国相撲)に出場し、優勝の懸賞金を性転換手術の資金に当てようとする話だ。

微妙な間のギャグが、作品に独特のリズムを与えている。なかなか良いリズムだ。

ただし、主人公の父親が終始一貫してどうしようもない人物として描かれている。最後には少しは救いがあったけど。
主人公の親友の同級生やシルム部の主将、監督がまあいい人なので、こういうキャラクターを登場させることに違和感を覚えた。
父親が出てくると映画の雰囲気が変わり、嫌な空気が充満する。
脚本も書いた監督は、何か父親という存在に恨みでもあるのだろうか?

ちなみに監督は、二人組みで、これで七本共に映画を作っているそうだ。同じイという苗字の男なのだが、兄弟でないと説明したり、はたまた私生活のパートナー(恋人同士ってこと)ではないとも説明しなければならないそうだ。

カミングアウトは、母親(当然駄目父とは離婚している)と親友にしかしていないようであるが、双子の同級生には挙動からばれているようで、背中に揶揄された落書きを張られている。その程度のイジメなので、その題材での陰湿差はない。

シルム部の部員には、カミングアウトしていない。憧れの日本語教師には、告白をしてドン引きさせたが。
日本教師役は、何故か公式に名前が出ていないようだが、ハングル使いの例の奴。

シルム部の先輩とのデブダンスのデュエットが素敵。

お勧め度:☆☆☆ デブダンス度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆
コメディに徹すればよかったのに・・・

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(3) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 3

ウォンテッドシャッター ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。