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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [日本映画☆☆★]

7月18日(金) 13:00~ キネカ大森2
料金:1000円 プログラム:非売

続けて、「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」の続編らしき物。平日の昼なのに、妙に混んでいる。皆、俺と同じで、このために有給休暇取得か?

突如、大ダコに襲われた漁業船。乗組員が逃げ惑う中、富士山中で死んだと思われたフランケンが現れ、大ダコを退治し、逃げる漁師をかっ食らった。
人間のお味がお気に召したのか、フランケン、羽田空港に上陸し、逃げ遅れた人間を食らう。曇りが晴れ、太陽が昇ると
その昔、フランケンの面倒を見た水野久美と上司は、大暴れしている奴は、彼と違うと言う。
フランケン、またも上陸。自衛隊は既に迎撃の準備をしており、何とか光線で攻撃。瀕死のフランケン。
その時、別のフランケンが現れ、そいつを助けて、山に連れて行く。
海のフランケンをガイラ、山のフランケンをサンダとニュースで命名される。ガイラは緑で、サンダは黄色の毛。
サンダは、かって水野久美が面倒見ていたフランケンで、ガイラは、サンダが死んだと思われた時に分裂した肉片か何かから自己再生されたものだという。一卵性双生児の兄弟か。さすが、不死身のフランケン。
湖のほとりで、サンダのそばで傷を癒すガイラ。
ガイラが大暴れし、襲ってくるかもしれぬ危険な地帯なのに、スキップしながら歌っているバカ大学生集団とデートに興じる水野久美と外国人博士(二代目)。博士は、「晴れていれば、ガイラも襲ってはこない。」と暢気なことを言っている。
案の定、霧が出てきて太陽は隠れる。大暴れのガイラ。逃げ遅れた水野久美は、崖の木に引っかかり宙ぶらりん。
サンダは、崖を転げ落ちるも、水野久美を助けた。
サンダは、ガイラに説教。腹へってたまらんガイラは、人間が多い東京に突進。大暴れしだす。
堪忍袋の尾が切れたサンダは、山から下りてきて、銀座でガイラと対決。舞台は、京浜地区の工場に移り、火山島近くに移る。
自衛隊の投下したナパーム弾(?)が、火山島の噴火を誘発、二匹は海の藻屑と消えた(ように思われる)。終わり。

というような話だったと思う。細かいところは覚えていない。

やはり続編のようなのだが、
前作の科学者三人組は、いつの間にか、外国人が若返り、高島忠夫は首、水野久美は改名していた。
フランケンは、毛むくじゃらの着ぐるみ。過去の回想シーンの少年フランケンも毛むくじゃらの着ぐるみに変更。まあ、巨大人型フランケンが二体で格闘するのは、トラウマになりそうだよなぁ。
と微妙に異なる。

人型フランケンより巨大イエティのほうが、怪獣映画らしくていいよな。セットもミニチュアも本作のほうが豪華である。

お勧め度:☆☆★ ミニチュア度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆
予告編


羽田空港で食事

↓円谷英二本

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タグ:特撮 映画
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コメント 2

A-chan

初めまして。
私も「サンダ対ガイラ」は東宝特撮の中で気に入っている1つです。「サンダ対ガイラ」は前作の姉妹編という事で、前作と同じ流れの部分はあるけど完全な続編という訳では無い作品。攻撃されるガイラを助けるサンダを見て分る通り、彼らは最初から敵対していた訳では無く、人間に対する価値の違いで争う事になります。

ガイラを手厚く介護するサンダの様子に、彼の「弟」に対する愛情を感じ、温かい気持ちにさせられるだけに後に来る悲劇が際立って感じます。独りぼっちで生きてきた彼らにとって「兄弟」というか「同種族」との出会いは、驚きと同時に喜びでもあったと思いますから。
サンダにしてみれば、人間を襲うのをやめない「弟」の所業に嘆き、ガイラにしてみれば、どうして「兄」は例の2本足の生き物の事になるとムキになるのか分らない。彼らは争いながらも、お互い苦しんでいたに違いありません。そう思うと、この悲しい「兄弟」を作り出した人間の罪深さを痛感してしまいます。

この物語を見て思った事は、人間にとって不死身の肉体なんかより兄弟・同族が仲良く生きていける幸せの方が一番大切なのだという事です。私達もコミュニケーションの輪を広げる為に、色々な人達と仲良くしていきたいですね。
by A-chan (2010-11-04 03:37) 

バラサ☆バラサ

>A-chanさん

こんにちは。初めまして。
同属種の争いということは、人種的なテーマにも言及しているのかもしれませんね。

by バラサ☆バラサ (2010-11-04 12:37) 

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