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女番長ゲリラ [日本映画☆☆]

6月9日(月) 21:00~ シネマヴェーラ渋谷
料金:800円(会員料金&最終回一本) パンフ:非売

女番長 流れ歌
映画挿入歌のジャケット

女番長ゲリラ(1972) - goo 映画


シネマヴェーラの「最終凶器・鈴木則文の再降臨」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
女番長・幸子をリーダーとする赤ヘル団は、新平家ブームに賑わう京都にやってきた。お色気を武器に荒稼ぎするも、縄張りを荒らされた京都女番長総番長・京極のリカらの逆鱗にふれ、勝負を挑まれる。そこへ颯爽と元・京都女番長、祇園囃子の奈美が現れ…。あがた森魚が本人役で出演。女体に開眼する宣教師を大泉滉が相変わらずの好演。
<引用終り>

スケバン映画通算三本目。三本目にしてパターンが読めてきた。

対立する二つのグループ。
ヤクザが両方を蹂躙して利用。
主人公(またはライバル)、ヤクザに反抗。
返り討ちに合い、しかも、主人公(またはライバル)の恋人、ヤクザに殺される。
主人公、拷問を受ける。(またはライバル殺される。)
ヤクザに復讐。

で、この合間に由利徹や大泉滉の間抜け演技が入り、悪役は小池朝雄や名和宏が務める。

今作で特筆することは、あがた森魚が本人役で出演していること、
主人公とライバルの最初のキャットファイトは、「ボルサリーノ」の影響を受けたに違いないこと、(根拠無し)
主人公の恋人、ボクサー一郎と共にトレーニングするのがカシアス内藤であること
3点に過ぎない。

しかし復讐が、自爆テロでなかったことは、好感が持てる。逞しさが感じられる終わり方も良い。

映画館は、ボンクラたちで70%強の入りだった。

お勧め度:☆☆ あがた森魚棒読み度:☆☆☆ 俺度:☆☆★


挿入歌あがた森魚の「赤色エレジー」
映画の主人公、杉本美樹が幸子、恋人のボクサーは一郎。
映画のために替え歌で、彼らの名前を入れていたのかと思ったら違った。上のYoutubeで説明していように、この曲、マンガ「ガロ」の連載からインスピレーションを受けたそうで、その主人公たちが幸子と一郎。映画が、マンガに影響されたこの曲から名前を頂戴したんだ。映画は、この曲からイメージがかけ離れているんですけど・・・。
やさぐれ歌謡最前線 - 女番長ゲリラ - 赤色エレジー赤色エレジー


「赤色エレジー」が1972年のデビュー曲。その後、消えた人状態だったんだが、突然、テレビドラマ「探偵同盟」の主題歌「ロンリー・ローラー」ヴァージンVSで復活。テクノ・ポップになっていたんで、ビックリした。
ヴァージンVS - ゴールデン☆ベスト: ヴァージンVS - ロンリー・ローラーロンリー・ローラー

ちなみに探偵同盟、あまりに不人気で3ヶ月しか放映されなかった。俺、結構好きだったんだが・・・
主役は、宮内洋先生で無く宮内淳。七曲署で殉職した後にあさひが丘で大統領と呼ばれた男だ。ここでは、留年ん年の大学生、通称マーロー。

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