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震える舌 [日本映画☆☆☆]

9月27日(木) 14:35~ シネマヴェーラ渋谷
料金:1000円(会員料金) パンフ:なし

「妄執、異形の人々Ⅱ」のチラシから引用

《引用始め》
泥んこ遊びで破傷風にかかってしまった娘と、決死の看病をする夫婦の闘病の物語。光や音に敏感に反応するたびに血を吐き、体が反るさまは、・・・。病魔と闘う少女を、若命真裕子が子役とは思えぬ大熱演!当時のオカルトブームの余波を受け、野村芳太郎の演出が異常なまでに冴えわたる!
《引用終り》

児童虐待映画。子供にあのような演技を強いるのはいかがなものかと思うぞ。それとも嬉々として演じていたのか。いずれにせよ「ギゥェィェーーーーーー。」と叫び、口を血だらけにし、体を弓なりに反り返す演技は、素晴らしい。

実際の破傷風では、体を弓なりにし過ぎて、骨折して死に至ることもあるそうだ。幼児の致死率は80%くらいらしい。恐ろしい。予防注射は受けるように。

ま、それより恐ろしかったのは、中野良子演じるところの女医。にこやかな笑みをたたえながら、鼻にチューブ突っ込むは、口に管突っ込むは、指をすぱっと切るは。

夫婦役は、渡瀬恒彦と十朱幸代。看病に疲れて崩壊寸前になる様を熱演している。物語の進行につれ、渡瀬は汚い顔になっていくのだが、十朱さんはそうでもないのは、ご愛嬌。

病人を抱えると大変。ということは、病気になると、誰かに迷惑をかける訳だ。今更だが、少し節制しようと反省。

お勧め度:☆☆☆ エクソシスト度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★


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