ディパーテッド [外国映画☆☆☆★]
2007年1月27日(土) 21:00~ TOHOシネマズ川崎1
料金:1200円(レイトショー) パンフ:700円
≪ネタばれあり≫
「インファナル・アフェア」にインスパイアされただけだそうだが、かなりパクってるだろ。細かいところとラストを除けば。まあ、ラストが違うとかなりイメージが異なるけどな。いや、トニー・レオンがディカプリオで、アンディ・ラウがマッチョになったジミー大西という配役で、明らかに異なった作品になるが。エリック・ツァンがジャック・ニコルソンで、アンソニー・ウォンがマーティン・シーンってのも全然キャラが違うし。マーク・ウォールヴァーグの役は、香港オリジナルに居ないと思ったら、そういうことだったのか。
何が気に入らないのかというと、宣伝時にチラシにも予告編にも「インファナル・アフェア」の文字が一欠けらも出てこなかったこと。ワーナー・ブラザースから圧力でもあったのか。オリジナルに対して失礼でないか。「イルマーレ」の時もオリジナルの話題は宣伝では無視だったが、これは英語の原題(The Lake Houseセンスねー)をオリジナルの韓国作品のタイトルにしてしまっていることで、名前は出している。あれ、「イルマーレ」もワーナーの配給だ。オリジナルへのリスペクトでスタッフが「イルマーレ」と名前付けたのか、「湖畔の家」じゃアレだから原題でいいやって感じののりだったのか。キアヌと言えば、「スウィート・ノベンバー」なるキアヌがエリート役という甚だ説得力に著しく欠ける作品があるが、これは香港映画の「つきせぬ想い」をパクったと信じて疑わない。
あー、結局のところは、映画としては長丁場だが退屈もせず見れたよ。ラストはやっぱり改悪だと思うがなぁ。
「ボーン・アイデンティティ」以降、マット・デイモンがジミー大西で無くなってきているのが悲しい。
お勧め度:☆☆☆★ ジミー大西度:☆★ 俺度:☆☆☆
↓オリジナル。名作。
↓実は見ていない。
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